Premiere Proで画像をタイムラインにドロップした際のデフォルトデュレーション設定方法
Table of Content
Premiere Proでは、静止画をタイムラインにドロップした際のデフォルトのデュレーション(表示時間)を変更することが可能です。しかし、設定を変更しても静止画の長さが期待通りに変わらない場合があります。この記事では、その場合の対処法について説明します。
「Premiere Proでは、環境設定で変更したデフォルトデュレーションは新しくインポートされたメディアにのみ適用される」という点が、キモです。
デフォルトデュレーションの設定手順
- Premiere Proを開く。
- [編集] メニュー(Windowsの場合)、または [Premiere Pro] メニュー(Macの場合) から [環境設定] → [タイムライン] を選択します。
----- Windows: 「Edit」→「Preferences」→「Timeline」
----- Mac: 「Premiere Pro」→「Preferences」→「Timeline」 - 「静止画像のデフォルトデュレーション」 の項目を探します。これはフレーム単位で設定されます。例えば、30フレーム/秒のプロジェクトで150フレームに設定すると、5秒間表示されることになります。
- デフォルトのデュレーションをフレーム単位で設定し、「OK」 をクリックして設定を保存します。
問題が発生する場合の確認点
1. 設定後に新しい画像をインポートしているか確認
Premiere Proでは、環境設定で変更したデフォルトデュレーションは新しくインポートされたメディアにのみ適用されます。すでにインポート済みの静止画には反映されないため、設定後に画像を再インポートする必要があります。
2. プロジェクトのフレームレートを確認
デュレーションの設定はフレーム単位で行われ、プロジェクトのフレームレートに依存します。例えば、30fpsのプロジェクトで5秒間表示させたい場合、150フレームを設定します。プロジェクトのフレームレートが異なっていると、期待通りの秒数にならない場合があるので、設定を再確認してください。