この記事の概要

この記事では、Wacomのペンタブレットの操作時に遭遇する、ブラウザのテキストが選択しにくかったり、意図せずスクロールしてしまう挙動の解消方法を解説します。

私の場合は、元々この問題というか挙動は初期設定時に解消していたのですが、ドライバのアップデートのタイミングか何かのタイミングで再発…。

結論

ペンタブレットの設定で Windows Inkを使用する (Use Windows Ink) のオプションをオフにする事で解消します。

この問題の詳細

Wacomのペンタブレットでブラウザを操作していると、次のような意図しない挙動に遭遇することがあります。

  • ページのテキストを選択する際に、ペン先をクリック&ホールドしないといけない (マウス操作時と同じ挙動で選択できない)
  • ペン先をクリック&ホールドしながらペンを上下に移動するとページがスクロールする
  • テキストや画像やリンクのドラッグ移動ができない

これは、Wacomのペンタブレットを初めて利用する場合やドライバのアップデート等のタイミングで遭遇します。

解消方法

これは不具合ではなく、設定の問題で発生する挙動です。

Wacomの初期設定では Windows Ink というWndows10から搭載された手書き機能の利用オプションがONになっています。

これによって、意図しない挙動に遭遇する事があります。

WacomのペンタブレットでWindows InkのオプションをOFFにするには以下のいずれかのアプリで設定します。

  • ワコムタブレットのプロパティ(Wacom Tablet Properties)
  • ワコムセンター(Wacom Center)

補足ですが、この記事は執筆時のWacom Intuos Proの最新版ドライバにで確認しています。

ワコムタブレットのプロパティ(Wacom Tablet Properties)で設定する方法

  1. ワコムタブレットのプロパティ(Wacom Tablet Properties)を開く
  2. マッピングのメニューへ移動
  3. Windows Inkを使用する(Use Windows Ink)のオプションをOFFにする

ワコムのタブレットプロパティのメニュー画面

ワコムのタブレットプロパティのメニュー画面

ワコムセンター(Wacom Center)で設定する方法

  1. ワコムセンター(Wacom Center)を開く
  2. ペンメニューへ移動
  3. クリックメニューへ移動
  4. 詳細(Advanced)メニューへ移動
  5. Windows Ink のオプションをOFFにする

ワコムセンターのメニュー画面

ワコムセンターのメニュー画面

そもそもWindows Inkって何なのか?

これは私も良く理解できていないので、ご存じの方がいればぜひ教えて頂きたいです…。

SurfaceのようなMicrosoft製のタッチデバイスでデジタルペンの入力をサポートする機能だと思うのですが、Wndows Inkに対応したアプリ達 (Windows Ink Workspace) も、マウスで操作できますし、WacomのペンタブレットでWindows InkをOFFにしていても使用できます。

Windows Inkを使用するオプションは必要なのか?

個人的にはONにする必要は無いと思っていますが、気付いていないけど、ONにしたらもっと便利なアプリもあるかな、と。

便利でなければ、デフォルトの設定で Windows Inkを使用する がONになっていないはずですよね。

私はWindowsのタブレット端末やSurface等のタッチ操作に対応した機器を利用した事がないので何とも言えませんが。

ただ、このオプションがONのままでパワポを開くとデフォルトで手書き機能が有効になってしまって、面倒でした。

Windows Ink 対応のホワイトボードは使いやすい

MicrosoftはWindows10からMicrosoft Whiteboardというホワイトボードアプリを提供しています。

ホワイトボードアプリは色々とありますが、このアプリはとても使いやすいです。

そして当然ですが、Wacomのペンタブレットでも快適に操作できます。

アプリの起動に少し時間がかかりますが、反応は早いし、共有もできるし、ペン操作も良い感じです。

ここ最近は、ホワイトボードアプリはMicrosoft Whiteboard、ClickUpのホワイトボード、Miro、Figmaを状況に応じて利用しています。

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執筆者情報
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ウェブ&マーケティングディレクター

清水公太

Web、映像、雑誌などの制作現場で、企画、デザイン、撮影、コーディング、マーケティング、業務改善などを経験してきました。 守備範囲は広めの雑食性のディレクターです。